この記事のまとめ
2024年11月16日(土)、17日(日)の2日間、
大阪南港ATCエイジレスセンターで子どもの福祉機器展【第5回関西キッズ機器展】が開催されました。
出展を考える企業さんの参考になればと思い、
今回は、関西キッズ機器展を出展社視点でレポートします!
参加した方や福祉機器展の裏側が気になる方もぜひ出展の裏側をご覧ください!
なお、今年度の経験を基にレポートしますので、来年以降は変更となる可能性があります。
会場は大阪南港(咲州)にあるATC。
主要駅・空港からはやや遠く、大阪に慣れていない方は、アクセスを事前に調べておいた方が良いです。
大阪で有数の集客力を持つ複合施設・ATC(アジア太平洋トレードセンター)。約6万8000平方メートルの広大な敷地は海が見える抜群のロケーションに囲まれている。主にITM棟とO’s(オズ)棟で構成され、ITM棟にはIT関連・海外企業等のオフィスを中心に、家具・インテリア、住宅機器や健康・環境をテーマにした施設やショールームなどが並ぶ。ATCには、約70店舗が軒を並べ、食事やショッピングなどを楽しむことができる。ATCホールでは各種イベントが開催されており、カップル、ファミリーを中心に年間700万人以上の来館者を記録。
OSAKA INFO様より引用
(https://osaka-info.jp/spot/asia-pacific-trade-center-atc/)
関西在住の方や企業さんは「南港」のイメージはあるかもしれませんが、
在阪企業以外の方や初めての方はしっかりと調べてから飛行機・新幹線等のアクセスを検討することをおすすめします!
Osaka Metro御堂筋線(なかもず方面)
新大阪~本町[5駅]
▼本町駅 乗り換え▼
Osaka Metro中央線(コスモスクエア行)
本町~コスモスクエア[6駅]
▼コスモスクエア駅 乗り換え▼
Osaka Metroニュートラム(住之江公園行)
コスモスクエア~トレードセンター前[1駅]
JR大阪環状線、大和路快速、紀州路快速
大阪~弁天町[4駅(快速は2駅)]
▼弁天町駅 乗り換え▼
Osaka Metro中央線(コスモスクエア行)
弁天町~コスモスクエア[3駅]
▼コスモスクエア駅 乗り換え▼
Osaka Metroニュートラム(住之江公園行)
コスモスクエア~トレードセンター前[1駅]
空港リムジンバス (なんば駅前[JR難波])
▼なんば駅 乗り換え▼
Osaka Metro四ツ橋線(住之江公園行)
なんば~住之江公園[6駅]
▼住之江公園駅 乗り換え▼
Osaka Metroニュートラム(コスモスクエア行)
住之江公園~トレードセンター前[8駅]
※乗り換えが少ないので、難波までのバスがおすすめ!
【バスの場合】
空港リムジンバス (南港・天保山・USJ方面)
星野リゾート リゾナーレ大阪 下車
▶ATCまで徒歩5分
※乗り換えが少ないので、割高でもバスがおすすめ!
【電車の場合】
JR 関空快速(天王寺行) 関西空港~弁天町[12駅]
▼弁天町駅 乗り換え▼
Osaka Metro中央線(コスモスクエア行)
弁天町~コスモスクエア[3駅]
▼コスモスクエア駅 乗り換え▼
Osaka Metroニュートラム(住之江公園行)
コスモスクエア~トレードセンター前[1駅]
土日の開催ですが、前日の金曜日の午後に搬入・設置が可能です!
ただし、17時までの時間厳守なので注意が必要です。
荷物は事前に送ることが可能で、事務局さんが各ブースに配置してくださっていました!
車で搬入する場合は搬入口からエレベーターで11Fの会場に搬入します。
この搬入口からエレベーター、エレベーターから会場までの道が初めて出展した時は難しかったです。。
事務局より送られてくる資料に詳細な経路が記載されていますので、手元に用意することをおすすめします!
エレベーターで11Fに上がると、
エイジレスセンターの展示場を抜けて、関西キッズ機器展の展示会場に荷物を搬入します。
このあたりも事務局さんから送られてくる資料に詳細がしっかりと記載されていますので、搬入出マニュアルがとっても大事です!
会場はエイジレスセンター内の絨毯が敷かれた部屋と吹き抜けのホールです!
机やいす、電源は事務局さんが用意してくれます!
(これはキッズフェスタと大きく違う点、キッズフェスタは費用がかかります)
電源は他のブースと共用のため、延長コードがあると便利です!
COCOLONのブースはモニターとPC、ここねあそびの本をディスプレイして、オンライン・オフラインどちらでも参加できるイベントやセミナー、ここねあそびの魅力をお伝えできるようなブースにしました!
ブースがいっぱいでも資料を持って帰ることができるように、資料を置けるスタンドも用意しました!
養生テープやマスキングテープなど、壁に負荷がかからないテープであれば、壁に掲示することができます!
(ブースによっては既存の展示物があるため、その場合は事務局さんとの相談が必要です。)
事務局の方々、ボランティアの方々が多く、みなさん優しいです!
車いす・バギー、座位・立位・臥位保持装置、カーシート、吸引器、リフト、食品・食器、衣料品、スイッチ・コミュニケーションエイド、福祉車両、雑貨、情報・相談系コンテンツ等
今年は55のブースが出展していました!
出展品目は東京流通センターで4月に開催されるキッズフェスタとあまり変わりません!
ブースの数は、キッズフェスタ2024が78社の出展でしたので、出展数はキッズフェスタの方が多いです!
ブースのつくりは各社様々で、
・デジタルやゲームで遊べる出展社が集まるブース
・お買い物ができる衣類・雑貨が中心のブース
・試乗ができる車いすやバギー、姿勢保持具のブース
・リフトを見たり乗ったりすることができるブース
・家族会や情報系コンテンツの紹介をしているブース
などなど、各種様々な製品やコンテンツが並んでいました!
どのブースものぼり、看板、テーブルクロス、掲示物などで何の出展かわかりやすく、ふらっと立ち寄りたくなるブースが多かったです!
当日搬入と設営の時間です。
出展ブースの設営と最終チェック、事務局の方や周囲のブースの方と挨拶をします。
9:45頃に出展者全体の集合があり、事務局からの諸連絡や大会長の挨拶が行われ、吹き抜けのホールで全体写真を撮影しました!
10時の開場とともに、参加者の方が来場されます。
開場前から受付前で待っている方もいらっしゃいました。
各ブースが活気づいて賑やかでした!
特に困りごともなく、大きめの車いすで来場されている方も問題ないくらい、動線もスムーズです!
17時に終了し、翌日の準備と片付けを行います。
貴重品は持ち帰りますが、ブースはそのままです。
会場のATC内で出展社と事務局・ボランティアスタッフの懇親会が開催されました!
普段交流の少ない企業さんや、なかなか会うことができない先生たちとお話する機会になりました!
会の途中で各出展社の代表による企業紹介の時間があります!
2日目は設営することが少ないため、各ブースの出展者もゆっくりめの開場入りでした。
2日目は出展者の集合はないため、10時までは特にイベントはありません。
2日目は日曜日ということもあってか、初日より参加者が多く、より活気がありました!
初日よりも支援者の方が多かった印象です!
2日目は1日目よりも1時間短いので注意が必要です!
2日間が終わると搬出作業です。
車で搬出する場合は初日と同じエレベーターで搬出をして、
1Fの搬入出口で車に積載することができます。
発送する場合は着払い伝票を貼って11Fの所定のスペースに持ち込むと、発送していただけます!
【COCOLON】のようにブランドやプロダクト、コンテンツの名前が広く知られている場合、展示の社名に「特定非営利活動法人EPO」と書いて提出すると「何の出展?」となってしまうため、注意が必要です!
事務局さんとのコミュニケーションが重要ですね!
後方の壁に掲示物を貼ることができます!
(養生テープなどの壁を傷つけないテープのみ)
初めて出展した時は準備の日に知って早急に制作をしました。。
展示会でよく見るのぼりやテーブルクロス、タペストリーがなくても、
大きめの看板を用意することで設置・貼り付けることでブースの魅力を発信することができます。
COCOLONは東京が所在地ですが、オンラインでもイベントやセミナーを実施しているので全国どこからでも参加することができます。
「Instagramで見たことある!」
「このマーク最近よく見る!」
「去年も出展していましたよね」などと
ブースで声をかけてくださる方もいらっしゃいますが、
やはり、「こんなサービス知らなかった」「オンラインでも参加できるの?」と初めて知っていただく機会になることが多いです!
第5回(2025年)の来場者は約2500名でした。
2日間、たくさんの方がブースにお越しいただき、
パンフレットを手に取り、お話を聞いてくださりました。
直接サービスについて伝えられること、普段利用していただいている方と直接会うことができる素敵な機会です!
これまでも関西キッズ機器展やキッズフェスタに参加・出展してきましたが、まだまだ他の出展者の製品は知らないことも多いです。
他の出展者と直接お話できる機会は少なく、参加者と同じくらい年に数回です。
新しい企業や製品も出ているので、展示会に出展すると貴重な情報収集ができます!
関西キッズ機器展は、他の出展社さんや事務局の方、先生方との繋がりが生まれ、人の繋がりが広がっていくことが実感できる機器展です!
出展準備の日から、出展者のみなさんとたくさんコミュニケーションを取ることができます!
出展者同士の繋がりが増えることも、ゆっくり話す時間が作れることも、出展をすることの価値だと感じました!
普段聞きたい福祉用具のこと、サービスの詳細などを話すことができ、
これまで関わりのなかった企業さんともお話をする機会になります!
これは、支援の現場に近いナチュラルハートフルケアネットワークさんが運営していることが会場の雰囲気をそうさせているのかもしれません。
今回はCOCOLONが出展して感じたありのままをコラムに書いてみました!
来年以降、関西キッズ機器展への出展を検討している方の参考になれば嬉しいです!
宮代 祐希
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