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https://famicare.jp/2023/12/13/shinkansen-multipurpose-room/
新幹線の多目的室は、身体が不自由な人や歩行が難しい人が優先的に利用できる新幹線内の個室です。
施錠可能な広いスペースに2名がけのフルフラットでベットになるシートやパイプ椅子、手すりなど快適に過ごしやすい設備が整っています。障害者手帳を持っている場合は利用区間の事前予約が可能です。予約がなくても当日あいていれば、利用できます。
多目的室が利用できる新幹線
基本的には全国のすべての新幹線で多目的室が利用できます。多目的室が設置されている号車は新幹線によってさまざまですが、主に16両編成の場合は11号車、8両編成の場合は7号車に設置されています。
新幹線名 | 車両編成 | 多目的室の号車 |
のぞみ | 16両編成 | 11号車 |
ひかり | 16両編成 | 11号車 |
ひかり | 8両編成 | 7号車 |
ひかり(レールスター) | 8両編成 | 7号車 |
こだま | 16両編成 | 11号車 |
こだま | 8両編成 | 7号車 |
みずほ | 8両編成 | 7号車 |
さくら | 8両編成 | 7号車 |
かがやき | 12両編成 | 7号車 |
はくたか | 12両編成 | 7号車 |
つるぎ | 12両編成 | 7号車 |
あさま | 12両編成 | 7号車 |
多目的室を使いたい時は、新幹線の車掌さんに声をかけて利用したいことを伝えることで利用が可能です。他の人が使っていなければ、多目的室を案内してもらえます。使いたい時に多目的室の場所までいっても施錠されているため、使うことはできません。
また、障害者手帳を持っている場合は、移動区間分の多目的室を電話もしくは窓口で事前予約できます。
新幹線の多目的室が利用できる人や対象条件
車椅子ユーザーなどの身体が不自由な人が優先で利用することができます。身体が不自由な人が優先、となっていますが、利用したい理由がある時は、多目的室が空いていれば誰でも利用が可能です。
囲み枠
多目的室が利用できる人の一例
また、多目的室が利用できるのは対象者と介助者1名の定員2名となっていますが、3歳以下の子どもがいる場合は2名以上で乗ることもあります。
新幹線多目的室の室内や設備を紹介
多目的室の中にはフルフラットになる座席の他に、鏡や荷物棚、手すり、パイプ椅子などが置かれています。窓もついているので密閉感もなく快適です。
フルフラットにした場合、ベビーカーやバギー、車椅子は折り畳みが必要な部屋のサイズ感です。
開閉はボタン式で入り口には鍵がついているため、間違えて他の人が入ってきてしまう心配もなく安心です。
新幹線の多目的室の予約方法
新幹線の多目的室を事前に予約するには直接窓口で予約する方法と電話で予約する方法、一部の新幹線ではインターネットから予約する方法があります。また、電話やインターネットで予約する場合も、結果的にはチケットの受け取りで1度は駅に行く必要があります。(チケットを先に買っている場合は多目的室に席指定を変更することができます)
予約の際は障害者手帳もしくは同行して車椅子を見せるなど証明する必要があります。なお、デジタル障害者手帳ミライロIDも利用できますが、マイナンバーカードが連携されていない場合は無効になりますので注意してください。
多目的室が利用できる新幹線
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